【簡単に解説】ADHDの特性とは?訪問看護と訪問リハビリで療育!

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落ち着きがなくじっとできない、忘れ物やなくし物が多い、順番や時間を守るのが苦手‥ この様な日常の困り事は、ADHDの特性が原因になっている事も。ADHDの行動は、しつけや本人の努力には無関係な脳機能のアンバランスさと考えられています。 なので、しつけというスタンスでは無く、その子の個性に合わせた支援が重要になります。

発達障害の中でも特にADHDは、性格なのか障害なのか見極めが難しい様です。本人や親がいわれなく非難される事も。 ADHDかも?と思うきっかけが無いと専門家に相談する事もないかもしれません。少しでもサインに気づく事があれば相談に繋げて、みんなで支援する事が大切になります。

① 不注意

一定時間1つの事に集中するのが苦手です。集中しても物音などの刺激ですぐに気が散ります。 持ち物や約束事に注意が払えず、忘れ物をしたり物をなくしたり、時間に遅れたりする事も。 障害の特性なので、できるだけ叱る回数を減らして本当に困っている事を解決する工夫をしましょう。

② 多動

状況とは無関係に体を動かしたり、相手にかまわず一方的に話しかけたりする特性も。 本人の意思ではなく、脳の働きが原因なので、短い時間でもじっとするのが難しい様です。 注意するべき事、見逃してもいいことを整理し、見逃せる事には目をつぶる事も必要になります。

③ 衝動性

やるべき事よりも「やりたい事」が最優先。 順番が待てない、欲しいものがあると奪ってしまうなど、アクセルが強力であるのに、ブレーキがとても弱い車のような行動をします。 起動哀楽といった感情表現も、抑えることなくあらわし、周囲をとまどわせる事もよくありますよ。

ADHDの子の困った行動は、決して親の育て方が原因ではありません。けれど、親のかかわり方、周囲の大人達のかかわり方しだいで、困った行動を改善させる事はできるものです。まずは、困った行動をわざとやっているのではないことを理解しましょう。

絶対にやめさせる事と見逃せる事を見極める!

ADHDのお子さまは、1日中さまざまな場面で叱られ、注意を受ける事も多いです。 なので、叱る回数を減らして、本当に困っていることを解決する工夫が大事になります。 その為には、いま最も困っていること、周囲に大きな迷惑をかけている事から優先的に選びだして対策。残りは後回しと割り切ることも重要になります。

予定表を作りできた事を目に見える形に!

頭の中は様々な情報が錯乱するので、混乱した情報を整理する工夫が必要。その日の予定をホワイトボードに書きだす。一番大事な事を一番上に書く決まりにすると、優先順位の理解にも繋がります。行き当たりばったりの行動から、今するべき重要な事を選んで行動する練習にもなりますよ。

スモールステップで自分に自信を持たせる!

「規則を守る」、「勉強を頑張る」といった毎日努力する事が難しので、叱られることがほとんど。ADHDのお子さまは、褒められると特にやる気が出る子供たちです。スモールステップでささいな事でも褒めてあげる事も重要です。自分に自信もつきますよ。

やめてほしい行動は叱らずに無視する事も!

暴れたり泣き叫んだりする事もしばしば。大声で叱りがちに。その様なときは、叱らずに無視するのも効果的。例えば、家の中で暴れたら無視してその場を離れる。落ち着いたら本人の気持ちを聞き、暴れても良い事が無い事を伝える。気持ちが落ち着いてから伝えるのが重要になります。

医療的ケアが無くても看護師が自宅に訪問できる事はあまり知られていません。自分の好きな遊び以外で外出しようとすると癇癪を起す。学校にも登校しないなど‥看護師がご自宅に訪問して療育を行う事もできます。他にも療育で困っている事のご相談に乗ります。一人で悩まず気軽にご連絡して下さい。

「言葉の発達が遅い」「手先が不器用」「運動が苦手」「落ち着きがない」など。お子さまにより問題点も様々。そんな家庭生活や集団生活での気になる行動にアプローチ。どうしたら自立して生活していけるのかを訪問して一緒に考えていきます。お子さんについてお悩みがある場合には、お気軽にご相談ください。

どの様な質問でも大丈夫です。お困りの方は、八尾市 にじリハ訪問看護ステーションの方まで、是非お気軽にお問合せ下さい。

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