【簡単に解説】ダウン症の個別療育に訪問看護と訪問リハビリを!

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21番目の染色体が1本多くなっていることから起きる生まれつきの疾患になります。(ヒトの細胞の核の中には、23対46本の染色体が含まれている。)筋肉の張りが柔らかく、知的障害を伴う事も多い様です。発達の順序は通常の場合とほぼ同じですが、発達の経過に個人差があり、ゆっくりと発達していきます。発達を見守り能力を引き出すサポートが重要になります。

筋緊張は、筋⾁を指でつまんだときの硬さ、手足を揺らした時の振れ具合などの筋肉の状態を言います。ダウン症の筋肉は低緊張。筋肉が柔らかく筋力も弱い特徴があります。なので個人差はありますが、首がすわる、ハイハイ、独歩などの粗大運動の発達がゆっくりと進みます。筋力を強くする運動・療育が大事になります。

IQ(知能指数)が一定値より低い場合に知的障害と言います。ダウン症の子どもの多くに知的発達の遅れがみられます。知的能力は生まれつきのものだけでなく、作られていく部分も多くあります。子育てや療育によっては、緩やかに発達が促される事も多いようです。IQを意識しすぎずに、子どもの個性や興味のある事を大事にしながら根気よく関わり続けましょう。

食道や腸、目、耳などの場所に様々な合併症がみられるケースがあります。そのなかで最も多いものは心臓になります。心臓の形に異常がある先天性(生まれつき)心疾患は、よく見られる合併症。治療法や対処法は様々ですが、医療の進歩で幼いうちに手術が行われるケースも多い様です。症状の程度によっては、薬物療法と日常生活の工夫で対処していくこともあります。主治医と相談のうえ最善の治療を選んでください。

療育とは、障がいを持つ子どもが社会的に自立して生活できるよう、それぞれの状態に応じた支援をおこなって発達を促すことで 「医療」と「教育」を合わせた言葉です。ダウン症のお子さまは発達がゆっくり。将来自立して生活できるように、医療機関や教育機関などがそれぞれ連携しながら、一人ひとりのお子さまの特性に合わせたトレーニングを行います。なかには合併症により医療度の高いお子さま、発達が進まないお子さまもいるかもしれません。その様な時は訪問看護と訪問リハビリでは医療的ケアや個別療育で発達を促すサポートも行えます。

ダウン症と医療的ケア

ダウン症のお子さまの中には、心臓や消化器系の病気など様々な合併症があり、医療的 ケア(痰の吸引・経管栄養などの医療行為)が必要になる事もあります。 症状に合わせたケアをアドバイスを看護師が訪問して行う事もできます。医療職が家に来てくれる事はとっても心強いみたいです。

ダウン症の個別療育 運動療法

運動発達を促すには、手足の筋力をつける事や体のバランスを取る事が重要。 なるべく子どもが自分で体を動かすように、手助けするのがコツ。はらばい、おすわり、立位、歩行と習得させてあげましょう。訪問リハビリだと、できる動作、できない動作を分析し運動療法で運動発達を促していってくれます。

ダウン症の個別療育 遊び

2歳ぐらいになると、集団への参加を通して社会へ出ていくための用意が必要になります。遊びは、情緒や運動、言葉、手などの発達を促します。遊びを通して、たくさんのお友達と遊び色々な事を学んでいきます。こどもが興味を持ちそうなものから始めるのが効果的。訪問リハビリではお父さん、お母さんと一緒に発達を促す遊びを考えてくれます。

ダウン症の個別療育 言葉

ダウン症のお子さまは言葉をなかなか覚えない事に加え、話す言葉が聞き取りにくい特徴があります。無理に言葉を出させようとしたり、伝えようとしている事を先取りすると、言葉を使わなくなってしまいます。優しく分かりやすく繰り返し話しかける事が大事。訪問リハビリで言葉の発達も促せます。

どの様な質問でも大丈夫です。お困りの方は、八尾市 にじリハ訪問看護ステーションの方まで、是非お気軽にお問合せ下さい。

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