【簡単に解説】発達障害やこころの病気による不登校の支援に訪問看護

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2023年10月。小中学校の不登校児童数が29万9048人となり、前年度比で22.1%増加したと文部科学省より公表されましたね。 自分の子どもが不登校になった時の親の悩みはとても深いものだと思います。 不登校になった時の早期対応や専門機関との連携、子どもや保護者への支援が必要になってきます。

だるさやめまい、頭痛などで朝起きれず学校に行けない事もあるかと思います。さぼりとは決めつけない方がよいかもしれません。起立性調節障害の可能性も考えられます。自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下。朝起きれない。倦怠感、頭痛などの症状が起こります。精神的な要素でも起こることがあります。 本人が学校の事や友達の事などで悩んでいそうな時は寄り添ってあげて下さい。

不登校で先が見えないと、親としては心配になり登校刺激をしてしまうのが普通だと思います。登校刺激とは、学校に行くように促したり、学校や学習、進路の話題を本人に投げかけ刺激することを言います。 登校する意欲を育てるのに登校刺激は必要ですが、タイミングを誤ると、さらにお子さんの精神面が悪化し、回復までより長い期間が必要になる場合も。 登校刺激のタイミングにお悩みの方は専門機関に相談することをお勧めします。

不登校が長引く理由のひとつに心の病気を見落としている事もあります。 そのような場合は、ただ家で休んでいるだけでは回復しにくく、さらに悪化していく危険性もあります。 薬物療法を含め、適切な治療を始める事が必要です。 気になる方は一度、児童精神科の受診を検討した方が良いかもしれません。

不登校児の中には、発達障害と診断されている子ども。その特性の一部を持つグレーゾーンの子どもも一定数いると言われています。発達障害による学びの困難さがきっかけとなり、子どもが自信をなくして、不登校や引きこもりなど二次障害を発症してしまうこともあります。一人ひとりの発達特性を理解したうえで問題点を考え、適切な支援が必要になります。

訪問看護ステーションでは、小中高生のお子さんの不登校や引きこもりの支援も行います。医療知識を持った看護師やリハビリ専門職が介入することで時間はかかるかもしれまでんが変化は起きますよ。 ​お父さん、お母さん、本人の不安や悩みを共有し一緒に話しあいながら支援します。

その子の個性や強みを伸ばす

「学校に友達がいなくてつらい」「学校に行っても勉強が分からない。人前で勉強の発表するのが苦手」
「体育の授業がみんなと同じ様にうまくできないので行きたくない」など。一言に不登校と言っても、ひとりひとりに学校に行きたくない理由は色々あります。
関わり方も色々ありますが、不登校のお子さんに対して、特に本人の強みに焦点を当て、強みを伸ばすように関わっていく事が大事になります。何か得意なことがあると自分に自信がつき、人間関係でも自信がつきます。最初は訪問看護ステーションのスタッフと信頼関係の構築からはじまり、お子さんのペースに合わせてゆっくりスモールステップで進めていきますよ。

医師の指示書が必要になります。まずはかかりつけ医の先生が、

  • お子様の状態に対して訪問看護や訪問リハビリが必要だと認めること。
  • お子さまが【精神疾患】や【発達障害】等で診断を受ける(病名が付く)。

ことが前提になります。

指示書は何科でもらう?

①小児科医からの指示書

小児科医が発行できる指示書は「訪問看護指示書」と呼ばれてます。訪問看護、訪問リハビリのサービスは医療保険の対象になり週3回までご利用できます。年齢によって自己負担額は2〜3割ですが、市町村によってはこの自己負担額を保証してくれるサービスがあります。(乳幼児医療制度)

②精神科を標榜する病院での精神科医からの指示書

精神科医が発行できる指示書は「精神科訪問看護指示書」と呼ばれてます。精神科訪問看護では、一定以下の所得の場合「自立支援医療(精神通院医療)」の助成が受けられます。自己負担額は1割となります。(※市町村により自己負担分の補助もあります)

訪問看護を利用する条件としては精神科を標榜する病院で、精神科医に指示書を発行してもらうこととなります。医療保険の対象になり週3回までご利用できます。 自立支援医療の受給者証を受けることで自立支援医療の対象にもなります。

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