訪問看護・訪問リハビリで使える終末期のアロママッサージ

皆さんはアロマセラピーをされた事あるでしょうか?男性より女性の方が好きな人は多いかなと思います。癒されますよね。。精油の香りを楽しんだり、キャリアオイルで希釈した精油でマッサージをされてリラックスしたり。実際にされた方は分かると思いますが、”癒し”等の”快刺激”を体験するかと思います。この快刺激は終末期に関わらず闘病で苦しんでいる対象者様の症状緩和にも使えると思います。(タイトルは終末期に限定しましたが・・)個人的には、アロマセラピーの最大のメリットは、職種に関わらず精油の知識があれば比較的簡単に導入でき、症状緩和(自己治癒力向上)を行える事だと思います。今回は事業所で導入しているアロマセラピーの方法をまとめてみたいと思います。

目次

アロママッサージのやり方

そもそも精油とは何でしょうか。精油とは、エッセンシャルオイルとも呼ばれています。植物の花、葉、枝、茎等から抽出した植物ごとに独自の香りや成分が凝縮した天然の液体の事です。そして精油の成分には作用効果という物があります。

精油の種類の一部を紹介

植物名作用注意事項
レモン理解力、集中力↑ 肝臓強壮、血圧降下、殺菌肌に対してはやや刺激あるため敏感肌の人には注意
ラベンダー鎮痛、抗うつ、抗炎症、利尿、血圧降下作用、不眠症、自律神経失調症等に妊娠初期には使用しない
ティートリー抗菌、去痰、抗炎症、咽頭炎、花粉症、鼻炎等に敏感肌の人には注意必要

にじリハ訪問看護ステーションでは限定的ではありますが下の図のような方法で精油をセラピーとして主に終末期の方に使用しています。

①はベッドの下等にコップを置いて、図のようにお湯の中に精油を入れて香りを充満させて精油の香りを楽しんでもらいますアロマランプが無くても比較的簡単に導入しやすいと思います。個別のケアや指導、リハビリ、集団レクなど幅広く使用できると思います。②は精油をオイルで希釈してマッサージを行います。(にじリハ訪問看護ステーションでは、最初から市販されている精油入りのオイルを使用)主には個別のケアやリハビリが中心かと思います。①は香りと成分②は香り、成分、タッチを組み合わせたケアになります。もちろん使う精油によっては作用(効能)もあります。

アロママッサージの効果

当事業所では主に終末期の倦怠感対策に行っています癌末期特有の身の置き所の無い倦怠感や、神経難病や老衰等の末期の不動による倦怠感など。実際に行っていると心待ちにして待っている利用者様は多い印象です。それ以外にも家族の方や訪問先の施設スタッフ等にも好印象である事も多いです。それは精油の「良い香り」は、本人様だけでなく周りの人達にも共有します。本人様がマッサージを受けてリラックス出来ているというのを「精油の香り」が周りの人達にメッセージとして伝えているのではと考えてます。

それ以外にも終末期の最後の方になると保清がご本人様や家族様の思う通りにままならなくなります。臭いでネガティブな気持ちになってしまう事もあるかもしれません。そういう時にも精油の良い香りはネガティブな気持ちを少しでも緩和する事に寄与するかもしれませんよね。

まとめ

にじリハ訪問看護ステーションで行っているアロマセラピーを簡単ですが紹介させて頂きました。決してアロマセラピーのスペシャリストでは無いですが、ケアやリハビリにアロマを使用する事はサービスの質の向上になると感じています。たかが精油を使用したマッサージと思われる方もいるかも知れません。だけど喜んでくれる対象者様は多いと思います。人生の最後を迎えようとしている利用者様が喜んでサービスを受けるのを待ってくれるのであれば、アロマセラピーは十二分に価値のあるサービスだと思っています。自分は出来ないですが、症状に合わせて精油をブレンドしたりできれば、よりサービスの質の向上に繋がると思います。興味を持たれた方は学校や講習会等ありますので是非受講してみて下さい。

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